かぜ
春は風が強い日が多いですね。名古屋も肌寒いです。
風は百病の長と言います。
風寒の邪気は体のいたるところに影響します。
*春風寒冷刺骨
風邪は皮膚から筋、血管、内臓、骨へ。奥に入れば入るほど追い出すのに時間がかかります。
(皮膚は痒みや蕁麻疹、筋はこむら返りやギックリ腰、血管は高血圧の症状など)
風に当たりすぎないよう防風の工夫を。首の後ろにあるツボ風門から入ってきますよ。
風池に邪気が溜まるので「風に当たりすぎたかな。」なんて日はちょっと押してかぜを予防します。
風池のツボは風邪の初期症状のほか、
頭痛やめまい、眼精疲労にも良いそうです。
脚には風市なんてツボもあります。筋の強張りが気になる時に。
炎の上の空気はゆらゆら上昇していくように
イライラすると体の中から風が起こりますよ。
春は心も衣服も髪型もゆったりのびのび穏やかにするのが一番。
肝の症状は目に表れます。
桜の花や新芽を眺めて肝の養生でも
しましょうか。